栄養管理科
食べることの喜びを大事に、食べやすく、美味しい食事を
当松井病院は、日本栄養療法推進協議会より認定された
NST(栄養サポートチーム)認定病院 です。
より良い「食」を美味しく食べていただくために
患者様の状態や生活環境を考慮し、最善の食事が提供できるよう、旬の食材を取り入れ、安全安心の食事を提供しています。
お米は、副院長自ら地元の農家さんへ足を運び、納得できるお米を生産農家さんから直接仕入れています。
魚類も、出来るだけ冷凍でななく鮮魚から調理を行い、美味しく食べていただけるように心がけています。
入院中のお食事について
入院中のお食事は、「一般食」と「治療食」があります。
一般食とはいわゆる「普通食」で、特に制限の無い食事です。治療食とは、病気の治療を考慮した食事や、患者様の症状に応じた食事で、「エネルギーコントロール食」、「たんぱくコントロール食」、「脂質コントロール食」、「易消化食」、「嚥下食」、「アレルギー食」などがあります。
それぞれの患者様一人一人の病状に合わせた食事を提供し、なるべく残さずに美味しく食べていただく工夫をしています。
行事食・1日膳
長い入院中では、日にちの感覚や季節感が無くなってしまいがちのため、祝祭日や七夕、土用の丑の日、クリスマス等に、月3回以上の行事食を提供しています。
また、毎月1日は「1日膳」として赤飯と鯛のお膳を提供し、患者様に月が変わったことを意識していただいたり、各県の郷土料理を提供したりと、患者様の気分転換になればとの想いも込めて作っています。
栄養指導について
医師の診断により、食事療法を必要とされている患者様に対し、管理栄養士による個別の栄養指導を実施しています。
厳しい食事管理を行っても、食べない、続かないでは食事療法にはなりません。
患者様の生活リズムや毎日の食事の状況をお聞きし、患者様一人一人に合った食事療法を考え、無理なく楽しく続けられるようお話しいたします。